食品への異物混入防止対策 保護シート編
私はビニール傘の持ち手のビニールとか、リモコンのフィルムとかは最初に使うときにさっさと剥がしてしまう派です。保護シートがめくれかかっているのに大事に付けているものを見ると、剥がしたい衝動に駆られてしまいます。みなさまはどっち派でしょうか?
保護シートが貼ってあるもの
新品の機械類に貼ってあります。ステンレスの表面とかデジタルの表示部分とかです。よくお目にかかるのは計量器のお皿に貼ってある青い保護シートでしょう。
剥がすのか剥がさないのか
工場外の私物は保護シートを外そうが外すまいが各自の好きにすれば良いのですが、工場内に持ち込むものは異物混入防止の観点から剥がすべきです。
なおかつ早期に剥がすべきです。時間が経つと保護シートが硬化して剥がれなくなってしまいます。しかも劣化してボロボロと破片が出るようになります。柔らかい内に剥がしてしまいましょう。
剥がさない派
「なんかあったら大変やから」と考えてそのまま大事に貼り付けたままにするのは、タイプ6っぽい感じがします。タイプ6は現状維持が大好きで、変化を好みません。変えることはリスクを伴うので、それだったら現状に不満があっても今のままが良いと考える傾向にあります。変えるリスクを冒してメリットを求めるより、現状のデメリットを受け入れてこれ以上悪くはならない安定を選びます。
タイプ6は同じ事を同じレベルで同じように繰り返す能力を持っています。工場の製造ラインに非常に適した性格で、ミスや失敗を犯すことはまれです。しっかりしていて手堅い人と言った評価を得ていることが多いでしょう。
ラインオペレーターとして優秀なので、管理者としても活躍してくれるだろう思って出世することもあります。しかし通常レベルのタイプ6が多くのポストにはまってしまうと、大企業病に近づいていきます。
同じタイプばかりに偏ると組織がもろくなります。また、タイプの違いを感じて評価をするのではなく、各タイプの健全度を見て評価したほうが良い組織を作ることができます。そのためには評価をする側が自己理解を深め、何に反応しやすいかを知らなければいけませんね。
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