食品への異物混入防止対策 テープ編
- 2019.10.03
- 異物混入防止対策
段ボール箱を封緘するためのガムテープや、記録に貼り付けるためのセロテープなどいろいろなテープが製造ライン近辺にあります。
応急処置
ガムテープやビニールテープで仮止めされている箇所があったりします。いつ修理するのかと聞くと予定が組まれておらず、実際は恒久的な処置になっていることがあります。あくまで応急処置なので、速やかに修理予定を計画しなければなりません。
掲示物
メモを貼り付けるためにガムテープやビニールテープが多用されている工場もあります。きれいに剥がさないので、剥がし跡が残っている部分が汚くなることが多いです。
プラコンに使用期限や中身を表示する場合は、弱粘着(ポストイットくらい)ラベルを使うと便利です。ラベル印刷業者に言えば簡単に作ってもらえます。
ハンドル、持ち手
工具、器具、機械のハンドルや持ち手にビニールテープが巻かれている場合があります。ボロボロになっていることがあるので、そうなる前にメンテナンスします。
包装機周辺
包材フィルムの出だしにはマスキングテープが貼られています。包装機からフィルムを外したときに再び使うためか、フィルム補充時やアイテム切り替え時にフィルムをつなげるのに便利なので、包装機にいくつも貼ってある製造ラインがあります。1枚あれば十分でしょうが、何個もストックしてあります。
つなぎ目に貼るテープはアルミテープにすると良いでしょう。金探で排除できるので作業が少し楽になります。ときどき起きる、つなぎ目の排除忘れによる二重包装も防ぐことができます。
ガムテープカッター
「抜いてその分安くしてくれ」と提案したこともありますが、機械が自動で入れるので抜いた方が高くなるとガムテープメーカーに言われました。
金属は分別廃棄しないといけない場合は面倒で、新しい分を出してきても再利用をしてしまい、貯まってしまうことがあります。余分は都度廃棄するか、ライン外に金属廃棄の場所を作って溜まったら廃棄場所にまとめて持って行くようにします。
巻芯
空の巻芯がペン立てになっていることがあります。専用のペン立てを用意するか、クリップボードにボールペンを結ぶようにしておきましょう。
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